地域活動事業部(第2回研修会CKDを学ぶ)終了報告

開催主旨・目的 新たな国民病とも言われているCKDについて学び、県民の健康増進や地域に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日   時

令和4年9月17日(土曜日)                                                
受付(栄養士会事務所で参加の方)    9:30~
講演 (web)               10:00~11:30

場   所

web参加の方 自宅(他) 参加URLは下記申込書に記載
対面参加の方 (公社)千葉県栄養士会事務所

テーマ(タイトル)

「CKDの正しい理解と食事指導について」 (仮題)
講師 東京ベイ・浦安市川医療センター栄養室 小林裕子 先生
資料は会員専用コンテンツに掲載(掲載終了済)

参 加 資 格 食と栄養に 関心のある方並びに栄養士、管理栄養士 
参  加  費 2000円(会員は無料)
申込方法・申込締切

FAX(043‐256‐1804)でお申し込みください。
郵送でも結構です。(郵送の場合は、申込書2022.9.17第2回研修会申込のサムネイルの内容に沿って記載し、
〒264-0036千葉市若葉区殿台町122 千葉県栄養士会 
地域活動事業部宛 にお送りください。)
9月12日(月曜日)必着でお願いします。

その他

日本栄養士会生涯教育実務研修1単位『実務研修 共通 910-110』
栄養士会事務所にお越しの方は検温・手指消毒・マスク着用等ご協力のうえ、
体調のすぐれない場合は参加をご遠慮ください。

事業名 第2回研修会(CKDを学ぶ)
参加人数 25名
内 容

CKDへの罹患は、男女とも年齢とともに高くなっています。CKDのコントロールが患者の予後につながります。
我が国における透析患者数は毎年1万人ずつ増加傾向にあり、現在34万人。日本人の400人に1人の割合です。1人当たりの年間の透析医療費は500万円。30万人で1兆5千億円。毎年500億円ずつ増加し続けています。国としては「2028年までに新規透析導入患者を35,000人以下に減少させる。」「CKD診療体制の構築によるCKD重症化予防を徹底する」ことに取り組みます。また県では千葉県糖尿病性腎症重症化予防プログラム+CKD重症化予防事業があり、いずれもホームページで見ることができます。
食事療法として①エネルギーは肥満患者の適正エネルギーの設定、②たんぱく質はステージ別の量・制限の工夫、③塩分は工夫の仕方、④水分はステージ別摂取量、⑤カリウムは多い食品の対応の仕方、⑥リンは制限のポイントの説明がありました。さらに嚥下障害・独居・働き盛り・小児に対しての管理の方法の紹介がありました。最後に患者さんへのかかわり方を、ご自分の経験を通してお話してくださいました。

感 想

透析は医療費だけでなく、日常生活や就労に大きな影響を与えていて、健康診断等でメタボリックシンドロームの診断があった場合は早めの受診、対策が重要であることを学びました。また、患者さんへのかかわり方のお話から、普段の生活に生かされることばの選び方を学ぶことができました。

研究教育事業部(学生向け職域紹介)終了

開催趣旨・目的

栄養士・管理栄養士養成施設における教育力の向上と栄養士・管理栄養士養成校に通う
学生の学
びの支援を目的に、開催しています。
今回は、学生向け研修として位置づけ、「活躍する栄養士・管理栄養士」と題して、
養成校6校
の卒業生から、職域別に主な業務内容(魅力や課題など)、その職種に求
められるスキルなどを
紹介いただくこととしました。

日 時

令和4年8月21日(日)13:00~16:45
(12:45~入室可能)

場 所

Web開催(Teamsウエビナー)

内 容

研修会テーマ:活躍する栄養士・管理栄養士
日 時: 令和4年8月21日(日)  13:00~16:45
会 場: オンライン開催(Teamsウェビナー)
日 程: 13:00~ 開 会(12:45~入室可能)
     13:00~13:05    企画運営委員長・開会挨拶      聖徳大学       池本真二
          ①13:10~13:40:医療分野    千葉大学医学部付属病院    落合春香
          ②13:45~14:15:福祉分野    社会福祉法人章佑会 就労継続支援事業所
                                                           たびだちの村・ふれあい通り「モンソレイユ」
                                                                                                     村上智洋
          ③14:20~14:50:保健(行政)船橋市保健所                 河内ほのか

休憩10程度
          ④15:00~15:30:学校分野  千代田区 小学校栄養教諭   御子貝牧子
          ⑤15:35~16:05:食育分野  川村学園女子大学附属保育園  山﨑愛里
          ⑥16:10~16:40:給食分野  京都女子大学大学院(医療法人社団 川瀬神経内科
                                                           クリニック介護サービス施設での経験より)        
                                                                                                      橘 由佳
             16:45  閉 会 閉会の挨拶 企画運営副委員長(昭和学院短期大学)高橋律子

参加資格

千葉県栄養士会会員もしくは、栄養士/管理栄養士養成施設の学生で、上記内容に関心のある方 
定員500名 (他都府県栄養士会員並びに養成校の学生も歓迎します)

参加費

無料(但し、栄養士免許をお持ちの方で非会員の方は有料(1,000円)。入会をお勧めします。)

申込み・問合せ

申し込みURL

https://teams.microsoft.com/registration/AYb3z74j20en8CumHtFdvQ,A_6bYX1o4
UGwdL5Z6qw43Q,nOcm9u4jsESRHOWFOBL1xA,4Mzf4xMOUEqctEdIHWHkeQ,zLrT
2Jl5tku1TaCnoYMW4A,KxiHl_TdCUSOOrzjId6wYw?mode=read&tenantId=cff78601-23be-47db-a7f0-2ba61ed15dbd
 )

申込締切: 2022年8月20日(土)
問合せ先: 研究教育事業部長 池本真二(聖徳大学人間栄養学部)
Mail  shinji.3.ikemoto@gmail.com  まで。

その他

(公社)千葉県栄養士会 研究教育委事業部 Line公式アカウント(登録は、https://lin.ee/Nbq14nG )

詳細はこちら
2022年度 千葉県栄養士会 研究教育事業部第1回研修会のご案内#3-2のサムネイル

発表要旨はこちらから
0821研修会要旨のサムネイル

公衆衛生事業部(第1回中央研修会)終了報告

開催趣旨・目的

フレイル予防のために欠かすことのできない口腔機能について学び、地域の高齢者に対する包括的な支援・サービスの提供や高齢者への保健事業の企画運営等に活用して県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。

日時(曜日)

2022年9月10日(土)
午後2時00分から午後4時00分まで
(受付:午後1時30分から1時50分)
※ZOOMミーティングによるWEB開催

内 容

講演 「フレイル予防のための栄養・食生活と口腔機能の関わり」
講師 北海道医療大学歯学部保健衛生学分野
教授 三浦 宏子 氏
*生涯教育実務研修1単位になります。
研修会講演資料は9月27日まで会員専用コンテンツに掲載しています。

別添チラシ参照②(HP用)2022年度 第1回中央研修会 チラシのサムネイル

対象および定員

千葉県栄養士会会員で、上記内容に関心のある管理栄養士・栄養士
100名程度

参加費

無料

参加申込先

(こちら)③(HP用)2022年度 第1回中央研修会 申込書に記入の上、下記あてメールにてお申込みください。

千葉県野田市 健康子ども部 保健センター
担当 近藤
メールアドレス hokesen@city.noda.lg.jp
電話 04-7125-1189
申込期限 2022年8月18日(木)

事業報告
事業名 「フレイル予防のための栄養・食生活と口腔機能の関わり」
 講師 北海道医療大学歯学部保健衛生学分野 教授 三浦 宏子 氏
参加者数 85人(ZoomによるWEB開催)
内 容

高齢化社会により,フレイル予防の取組みは国の政策に反映されている。

「食事摂取基準(2020年版)」…複合的な高齢者保健対策として,栄養・食生活と歯科との密接な関連性が示されている。
「健康日本21(第二次)」…「食べる機能」に着目した対策となっており,低栄養,適正体重の
維持,口腔機能の維持・向上の目標値が記されている。
「後期高齢者健康診査」…令和2年度の後期高齢者健康診査から,咀嚼機能等の問診項目によ
り,フレイルリスクが把握できる内容となっている。健診後の保健指導においてオーラルフレ
イルの症状がある場合には,歯科医につなげることの対応が重要となる。
 高齢期の栄養管理は,低栄養と過栄養の二重負荷がある。主として自立高齢者には過栄養に
よる生活習慣病予防の対策となり,主として要支援・要介護の状態にある高齢者には,低栄養
によるフレイルや老年症候群等の対策が必要である。過栄養対策を実施しながら,徐々に低栄
養対策にシフトすることが求められる。低栄養の原因には,口腔機能低下が大きく関わるため
,口腔機能の低下を早く見つけ,歯科的アプローチによる咀嚼の維持・向上に加えて食事摂取
基準に基づく食事指導を行い,多様な食品を摂取できるようにすることがフレイル予防につな
がる。「高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施」では,高齢者の「通いの場」において
,歯科衛生士,管理栄養士等の専門職によるサービスの提供が行われている。
 また,フレイルには,身体的フレイル,社会的フレイル,精神・心理的フレイルの3つの要
因があることから,この課題の改善には,社会につなげることが重要であるため,地域や自治
体において,多職種が連携して取組むことが有効である。
オーラルフレイルは、もともと政策用語として登場した経緯があり、また、広範な概念を有す
る用語であるため、この言葉が指し示すものは、立場や職種によって異なる可能性があり、多
職種連携にあたっては、この点を認識しておくことが大切である。

感 想  三浦先生のご講演は,たいへんわかりやすく研修会の参加者アンケートからも,91%の方から「大変参考になった」「参考になった」との回答が得られ,とても満足度の高い内容であったことが伺えました。
 国の政策にフレイル予防の視点が含められていること,個人の状況を過栄養,低栄養のどち
らに該当しているかを判断し,対象者の状況に応じた保健指導を行うこと,低栄養の予防には
,オーラルフレイルの改善が基本となるため,歯科関係者,公衆栄養関係者等の多職種が連携
することで成果を上げられること,オーラルフレイルの概念と背景や歯科施策の動向など具体
的に学ぶことができ,実りのある研修会となりました。

福祉事業部(第3回・誤飲食事故防止)終了報告

開催趣旨・目的 施設で取り組むべき誤飲・誤食事故防止のポイントを学び、県民の健康増進に寄与する栄養士・管理栄養士を育成します。
日 時 令和4年9月17日(土)午後2時 ~ 午後3時30分(講演90分 質疑応答を含む)
参加方法

Zoomを使った配信
・事前にZoomのダウンロード(無料)・インストールをお願いします。
・インターネットの配信となるので、必ずE-mailアドレスが必要です。
・参加コードはメールにて事前に送付します。

内 容

講演 「誤飲・誤食事故防止に関して」
講師 保育の安全・教育センター 掛札 逸美 氏

参加費 3,000円(千葉県栄養士会会員:無料)
定 員

95名(非会員の方は10名まで)
定員に達した時点で、締め切らせていただきます。

申込方法 詳細はこちらをご覧ください。
4.9.17福祉研修会案内のサムネイル
事業報告
事業名 講演 「誤飲・誤食事故防止に関して」
講師 保育の安全・教育センター 掛札 逸美 氏
参加者数 45名
内 容  誤飲・誤食事故防止について、過去の事例や先生の経験を交えてお話してくださいました。例えばうつぶせ寝、行事食などに潜むリスクは、経験(ずっとやってきた・伝統の活動だから、今まで大丈夫だったから)が邪魔をして知識と責任を軽視してしまうことがあること。また、アレルギーの誤食については、食べ物が自ら人間の口に入り込んでくることはありません。そのため、原因がヒューマンエラーであり、100%大人の責任であること。リスクマネジメントは、リスクをなくすことが全てではなく、事故が起こる前に気づけたことを検証し、改善することが大切であること。前例でリスクがあるとわかっているものは、知らなかったでは通用しない。どのように食事を提供をするべきなのかは、対象者によって何が一番のリスクになるのかリスク内容が異なります。何を重要視するかをご家庭の声も含めて、考えることが必要だということでした。また、過去の事例を学ぶための「保育の安全」というサイトもご紹介いただきました。
感 想  保育や給食提供を行う上で、経験値を活かすことも必要。しかし、それだけに頼るのではなく、新しい情報にアンテナをはり、今の状況が変化していく”適切”の範囲内であるのか、振り返る意識を持つことが大切だと学びました。また普段の業務で、先生が教えてくださった合言葉「おかしいと思ったら聞け!」を忘れず、声に出していきたい。

福祉事業部(第2回研修会・コロナ感染奮闘記)終了

開催趣旨・目的

施設でコロナ集団感染が突然発生し、戸惑いながらも栄養給食の枠を超えて施設全体の一員として体験した「生の声」、そして今後の感染予防、災害時対策強化のために各事業所の栄養士が準備すべき内容について学び、県民の健康の維持増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成します。

日 時

令和4年7月29日( 金 )午後2時00分 ~ 午後4時00分

方 法

Zoomを使った配信
・事前にZoomのダウンロード(無料)・インストールをお願いします。
・インターネットの配信となるので、必ずE-mailアドレスが必要です。
・参加コードはメールにて事前に送付します。

内 容

講演:「コロナクラスター発生!特別養護老人ホーム66日間の奮闘記」
講師:特別養護老人ホーム アコモード 寺山加恵 
※日本栄養士会生涯教育振替認定1単位が取得できます。

定 員 95名 定員に達し次第締め切り
参加費 3,000円(但し千葉県栄養士会会員:無料)
申込後、下に添付のご案内に記載された口座にお振込みください。
申込・問合せ

研修会の詳細と申込みはこちら福祉事業部研修会案内2022.7.29のサムネイルりお進み頂き、必要事項を入力して送信してください。
申込受付期間:~7月20日(水)

問い合わせ 社会福祉法人いちょうの里 みずほ学園 末吉 宛
E-mail:eiyoushi@mizuhogakuen.or.jp  (0470‐76‐4321)
研修会当日は、栄養士会事務所へ連絡ください。(043-256-1117)

福祉事業部(第1回研修会・嚥下調整食2021)終了

開催趣旨・目的

栄養ケア・マネジメントを行なう上で、嚥下調整食学会分類の理解が必要です。学会分類は 2013 年に作成され 8 年が経過し、新たな知見や会員からのパブリックコメントを受けて改訂され、「日本摂食嚥下リハビリテーション学会嚥下調整食 2021」になりました。変更点を理解し、安全で美味しい食事の提供について学び、県民の健康の維持増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成します。

日 時

令和4年6月29日( 水 )午後2時00分 ~ 午後4時00分

方 法

Zoomを使った配信
・事前にZoomのダウンロード(無料)・インストールをお願いします。
・インターネットの配信となるので、必ずE-mailアドレスが必要です。
・参加コードはメールにて事前に送付します。

内 容

講演:「食べるを支える ~嚥下調整食学会分類 2021 の視点から~」
講師:特別養護老人ホームしゃんぐりら 管理栄養士 増田邦子
   情報提供 ヘルシーフード(株)

※日本栄養士会生涯教育振替認定1単位が取得できます。

定 員 95名 定員に達し次第締め切り
参加費 3,000円(但し千葉県栄養士会会員:無料)
申込・問合せ

研修会の詳細と申込みはこちら福祉事業部研修会案内2022.6.29のサムネイルりお進み頂き、必要事項を入力して送信してください。
申込受付期間5月 2 日(月)~6月23日(木) 
問い合わせ 特別養護老人ホーム 清和園 篠原宛
E-mail:m.shinohara@seiwaen.com(☏043‐228-3771)
研修会当日は、栄養士会事務所へ連絡ください。(043-256-1117)

 

地域活動事業部(第1回研修会)終了報告

開催主旨・目的 健康の維持増進のためには食事のみならず、労働、家事、通勤、通学などの生活活動や運動を含めた身体活動などエネルギー収支バランスを適正にするすことが大切です。この両者の関係を理解し県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日   時

令和4年4月23日(土)
受付(栄養士会事務所にて参加の方)13時45分~                   

Webの方       14時00分~15時30分

場   所

千葉県栄養士会事務所(WEB環境のない方の参加)
千葉市若葉区殿台町122番地 ℡043-256-1117

テーマ
  (タイトル)
「身体活動を高めるために」 (仮)
講師 千葉県立保健医療大学 健康科学部 歯科衛生学科
教授 島田 美恵子 先生  
参加資格 食と栄養に関心のある方並びに栄養士、管理栄養士
参 加 費 2000円(会員無料)
申 し 込 み

氏名・連絡先・所属職域事業部を明記の上、ファックスでお申し込みください。
下記申込書
申込書 令和4年度第1回研修会のサムネイル
〒264-0036千葉市若葉区殿台町122 千葉県栄養士会
地域活動事業部宛 にお送りください。FAX番号043‐256-1804)
申込締切  :  4月19日(火曜日)必着でお願いします。

  webにて参加予定の方へ
地域活動事業部 事業報告会・第1回研修会
時間: 2022年4月23日 13時より入室可能
 Zoomミーティングに参加する
https://zoom.us/j/93301557670?pwd=SWxpUWxpci9XUG9TeTBNTVdjMDdEdz09 
ミーティングID: 933 0155 7670
パスコード: 566275

その他

日本栄養士会生涯教育実務研修1単位
『実務研修 共通 910-110』

事 業 報 告
事業名  第1回研修会
参加者数 35名
内 容

 健康の維持増進のためには食事のみならず、身体活動を活発にすることが重要です。運動を行うことで生活活動の維持、QOLの向上、健康寿命の延伸などが期待できます。
また、強めの運動をしすぎると危険を伴うことがあり、疾病悪化、骨格筋障害、熱中症、事故、突然死などが考えられます。そこで厚生労働省は運動の他に生活活動が盛り込まれた「健康づくりのための身体活動基準2013」を策定しました。
 アクティブガイド +10(プラス・テン)と称して、今より10分多くからだを動かして目標は中等度の3メッツ(普通歩行)以上の運動を60分、これを1週間で23メッツ行う。65歳以上の人はじっとしている時間を減らして毎日40分は体を動かす。
 60歳代以降は単一疾患の病気があっても病気と上手に付き合いながら重症化予防が重要です。フレイルティサイクル(筋肉量低下や食欲低下が相互に作用しあって身体機能が徐々に低下していく悪循環)を避けるために体調が悪くて運動が出来ない人は毎日10分間多く体を動かすことが推奨されています。
 後半は運動処方とそれにともなう持久力、筋力向上、柔軟性の効果と具体的な運動についてご紹介いただきました。
 千葉県のHPでは、よい生活習慣推進事業として「ふさのくに歩いて健康マップ」が掲載されていることも教えていただきました。

感 想 「健康づくりのための身体活動基準2013」「アクティブガイド +10(プラス・テン)」「フレイルティサイクル」。言葉は承知しつつも、具体的な根拠や考え方を改めて理解することができました。日頃、栄養の指導では「運動習慣が必要」と勧めていますが、理解を深める指導が出来ると思いました。また「過体重の人はじっとしている時間が長いので身体活動量計の利用も効果的」と詳しく説明があって今後の参考になりました。今回のWeb研修を次回は集合型の会場で研修したいと思いました。

地域活動事業部(事例研究会)終了報告

開催主旨・目的 サプリメントを中心とした健康食品について知識の習得を図り、
県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日   時

令和4年2月6日(日曜日)   
  13時30分~15時30分

場   所 千葉県栄養士会事務所(WEB環境のない方の参加)
千葉市若葉区殿台町122番地 ℡043-256-1117
テーマ(タイトル)

『サプリメントなど健康食品の賢い活用術(仮称)』(WEB形式)
~サプリメントなど健康食品のニーズが高まり進化し続ける中に
あっての賢い活用術や実際の活用事例、最新の情報など~
講師:大塚製薬株式会社 ニュートラシューティカルズ事業部
   首都圏第一支店     学術担当課長 坂井 博一 氏 
   同ソーシャルヘルス・リレーション担当 大田原 寛 氏

参加資格 食と栄養に関心のある方並びに栄養士、管理栄養士
参加費 1000円(会員は無料)
申 込 み 栄養士会事務所にて参加の方は不要
Zoomで参加の方は
https://zoom.us/j/94511123997?pwd=eWdieWk4UzFuOHNsRzAyT29RaDJLQT09
ミーティングID: 945 1112 3997
パスコード: 681556
そ の 他

※栄養士会事務所にて参加の方へ
体調が思わしくない時は参加をお控えください。検温・マスク着用をお願いします。

※万が一、実施日が新型コロナウイルスなどによる『緊急事態宣言期間』と重なった場合には、開催を中止いたします。中止の場合は、千葉県栄養士会ホームページにてお知らせします。

  事 業 報 告
事業名 事例研究会
参加者数 Web参加19名 会場参加2名
内  容

第一部
サプリメントは1994年、米国で「DietarySupplement」として法制化され様々な食品が参加した。日本における「食品」の定義は口に入るものは「食品」と「薬」位であって「健康食品」のルールはなく医薬品と一般食品の中間に「健康食品(保健機能食品)」と位置付けられている。国が制度化しているものに個別許可が必要な特定保健用食品(トクホ)、規格基準のある栄養機能食品、届け出が必要な機能性表示食品がある。各々はアルコール飲料、脂質、糖類、ナトリウムの過剰摂取につながるものは除き、疾患に罹患していない境界域までの者を対象にその食品に機能性の表示が出来る。1日の目安量は日本人の1日に必要な平均的な量で示されている。
第二部
サプリメントの歴史や社会的ニーズ、製品の紹介があった。

感  想 健康食品(保健機能食品)が発売されて30年目を迎え市民の間にも定着してきたと感じられる。健康食品について尋ねられた時にはその内容が説明できて、その方のニーズにあった支援が求められている。講師の「食生活は主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスが大切」という言葉に専門職としてさらに栄養の指導を高める必要があると痛感した。

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