会長あいさつ

2022年度を迎えるにあたって

公益社団法人千葉県栄養士会
会長 杉﨑幸子

 本会は千葉県民の健康増進と病気の予防および公衆衛生の向上に寄与することを目的としてさまざまな事業を行っています。健康づくりのための講習会や、研鑽を積むための研修事業などを実施していますが、新型コロナウィルス感染症の拡大防止対策は、栄養士会の事業実施に大きな変化をもたらしました。種々の会議はもちろんのこと、生涯教育研修会や栄養改善学会をはじめ研修会等はWeb開催が定着しました。オンラインあるいはオンデマンド開催等、知識を有する方々の協力のもと事業実施に支障をきたすことなく進めることができました。役員はじめ会員の協力の賜物と感謝申し上げます。しかし、この2年間集合型の事業の開催ができず、総会や栄養改善大会等で会員の方々と直接会える機会がなくなってしまい非常に残念なことでした。

 情報発信は紙ベースに加えメールでの発信や、ホームページを利用することが増えました。ホームページは県民の健康づくりに必要な様々な情報が掲載されているとともに、会員にお知らせする場にもなっています。今後はICT(情報通信技術)を、栄養士会の事業にも活用が必要となります。新型コロナウィルス感染症が収束した社会に移行したのちも日常生活は今の状況が続くと思われます。集合型の事業の良さ、Webを利用することの良さをそれぞれ活かして進めていきたいと考えています。

 2021年度にはコロナ禍にありながら東京オリンピック・パラリンピック、12月には「東京栄養サミット2021」も無事開催され、健康的な食事と栄養改善に取り組もうと「東京栄養宣言」発信されました。(詳細は日本栄養士会ホームページ参照)2022年度はアジア栄養士会議が開催されます。歩みを止めることなく進んでいくことが大切であると感じるところです。

 高齢社会を迎え、栄養士会として対応していく内容が増え、地域社会の健康づくりを担える人材が必要です。会員の皆様、ともに協力して健康づくりに取り組み、栄養士・管理栄養士の姿が見える活動を進めましょう。

 2022年度の事業執行について
 本年度も新型コロナウィルスの感染対策に留意しながら、事業を進めてまいります。定時総会は5月28日にWebで開催いたします。本年度は通常の議案に加え役員の改選の議案があります。生涯教育研修会は実務研修を6月から9月にかけてWEB開催で行います。食育・健康料理教室は社会の状況を見ながら実施しますが、レシピ集の作成を検討しています。災害対策に備え引き続き研修会を開催し、人材の育成と非常時の体制の整備を図ります。
 栄養改善学会は、2023年2月に開催します。会員が日常業務の中で蓄積した様々な情報を発信することで、お互いのスキルアップを図りエビデンスの構築に資する事業です。多くの発表者、並びに参加を期待しています。

 千葉県栄養士会は公益法人としての事業を展開し、地域包括ケアシステムに対応できる基盤を整えるために、栄養ケア・ステーションの機能の充実を進め、健康増進のための正しい食の知識の普及に努めます。一人でも多くの方に入会いただき共に健康づくりを推進して行きたいと願っています。生活習慣病予防・重症化予防は、健康寿命の延伸を目指すため重要ですが、感染症予防にも大切です。会員一丸となって食の大切さを多くの人に伝える活動を進めて行きましょう。

 コロナ禍ではありますが各関係機関・団体の皆さまのご指導、会員皆さまのご協力をいただき今年度もよろしくお願い申し上げます。