医療事業部(香取海匝地区)GLIM基準 終了報告

タイトル 医療事業部(香取海匝地区研修会)GLIM基準
開催趣旨・目的 新しい成人の低栄養診断基準のGLIM基準について理解を深める研修会を開催し、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日 時 令和7年2月7日(金)
14:00~15:00
場 所 オンライン研修
内 容 内容「GLIM基準について」
講師 株式会社明治 内山祐輔 氏
参加資格 栄養士・管理栄養士、この研修会に関心のある方
参加費 会員:無料、非会員:無料 
問合せ・申込 参加ご希望の方へ当日参加用ZoomミーティングIDとパスコードをお知らせいたしますのでご連絡ください。
連絡先:香取おみがわ医療センター 臨床栄養科
℡:0478-82-3161(代表)
終 了 報 告
事業名 医療事業部(香取海匝地区研修会)
参加者数 オンライン参加(ZoomによるWeb開催)26名
内 容 令和6年度の診療報酬改定において、GLIM基準を低栄養の診断基準として用いることが求められており、今後は栄養評価ツールとして標準化されることが見込まれる。これまで栄養評価の際には、スクリーニングとアセスメントが明確に区別されず、2つのステップが同時に行われてきた。GLIM基準を用いることで栄養リスクスクリーニングを行い、栄養リスクの判定、低栄養診断の確定、重症度判定がされる。MUST、MNA-SFなど施設の特徴に適したスクリーニングツールを使用する。骨格筋の測定については、下腿周囲長の評価で代用として推奨されている。GLIM基準におけるBMI、体重減少や骨格筋評価は、うっ血や浮腫の影響が強い場合には注意が必要である。GLIM基準について理解を深め、質問・意見交換で情報共有を行った。
感 想 GLIM基準の認識を深め、管理栄養士・栄養士が中心となって多職種と連携し、実践に活かしていく必要があると感じた。研修の質問・意見交換では、GLIM基準の取り組み状況について情報を共有することが出来た。今回は開催方法をオンライン研修としたが、今後は交流できる研修会を計画していきたい。

医療事業部(印旛地区研修会)油脂栄養 終了報告

タイトル 医療事業部(印旛地区研修会)油脂栄養
開催趣旨・目的 油脂のMCT(中鎖脂肪酸)オイルについて、臨床実績をもとに栄養面の最新知識を深め県民の健康増進に貢献する栄養士、管理栄養士を育成する。
日 時 2025年2月28日(金)
18:00~19:00
場 所 オンライン研修(ZOOM)
内容・講師

【テーマ】70年以上の臨床実績に見る「MCTの可能性」最新版
 講師 日清オイリオグループ(株)基礎研究所 渡邉慎二

参加資格 栄養士・管理栄養士、この研修会に関心のある方
参加費 無料
問合せ・申込み

(詳細はチラシ又は下記をご参照下さい)

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下記URLをクリック
https://nisshin-oillio.svy.ooo/ng/answers/28f7a80d8d674db3ab938db1f94ddb/
申し込み締め切り日:令和7年2月21日(金)
【セミナーに関するお問い合わせ】日清オイリオグループ(株)三宅   
 TEL 080-2189-4247(平日10時~17時)
 e-mail:s-miyake@nisshin-oillio.com

終了報告
事業名 医療事業部(印旛地区研修会)
参加者数 25名
内 容  病院や福祉施設等ではGLIM基準で栄養状態を診断、評価を行っている。栄養状態改善対策の一つとして、優れたエネルギー源となるMCT(中鎖脂肪酸)に今回は焦点をあて、最新の臨床実績に基づき、MCTの特徴及びその可能性について知識を得ることができた。MCTの栄養学的特徴として、①吸収・分解が早い ②低蓄積性 ③食後中性脂肪が上昇しない ④たんぱく質代謝の活性化 ⑤食後高血糖の抑制 ⑥糖質代謝(解糖系)を阻害しない ⑦脂肪酸酸化の促進等がある。また臨床研究においては、高齢者低栄養・フレイルの改善や、食欲増進効果としては1日6g、体脂肪・内臓脂肪低減には1日2gが有効量となり、特に体脂肪低減を期待するのであれば、朝食時に摂取するのが良い。
感 想  昨今の健康リスクとしては、過栄養と低栄養があるが、MCTの注目すべき点は、使用量によっては、低栄養対策にも肥満対策にもなること。またグレリンを活性化させ、食欲増進が期待できる一方、GLP-1の分泌を高める作用もあり、血糖上昇抑制や食べ過ぎ予防効果(満腹感)もあって相反する効果が期待できることは興味深く、今後の臨床現場で活用したくなる内容であった。

地域活動事業部 (事例研究会) 終了報告

開催主旨・目的 新商品が開発されている食用油脂について理解を深め県民の健康づくりを推進することを目的に開催し、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日     時

令和7年2月11日(火・祝)
13時30分~15時30分

場     所

千葉県栄養士会事務所
〒264-0036千葉市若葉区殿台町122番地

テーマ(タイトル)

『オイルのことをもっと知ろう』

講師 日清オイリオグループ株式会社 東京支店 
           ウエルネス課 三宅 紗矢佳氏

参 加 資 格 食と栄養に 関心のある方並びに栄養士、管理栄養士 
参  加  費 1000円(会員は無料)
申 し 込 み

申込書に記入しFAXでお申し込み下さい。
FAX番号043-256-1804
※郵便の場合は申込み用紙にならって必要事項を明記して送付願います。
                     (送付先) 〒264-0036千葉市若葉区殿台町122
                    千葉県栄養士会 地域活動事業部
      申込締切  1月31日(金曜日)必着でお願いします。
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事 業 報 告
事 業 名 事例研究会(食用油について)
参加者数 15名
内  容

あぶらは常温で固体は「脂」、液体は「油」と漢字を書き分けており、摂取している油の77%は見えない油、23%が見える油となっている。健康のために気をつけるのは、見えない油である。
MCTオイルは体内に取り込まれると蓄積しにくく、すぐにエネルギーとなる性質がある。やせ形の方、標準体重の方、BMI25以上の方など対象者に合わせてMCTオイルの使用量を調整し、効果的な活用をしていくことが大切である。その他、市販されている様々なオリーブオイルの紹介と試食も行った。

感  想

機能性表示食品であるMCTオイルについて漠然とした知識しかもっていなかったが、正しい知識と活用方法について詳しく聞くことができた。
オリーブオイルの試食は種類が多く試食しながら、それぞれが、どのような食材や料理に合うかなどの様々な意見が出ていた。

地域活動事業部(情報交換会)終了

開催主旨・目的 会員の業務経験等から得られた様々な情報を共有することで、幅広い視野で栄養指導の実践に繋げることを目的として情報交換会を開催し、県民の健康づくりに貢献し地域で活躍できる栄養士・管理栄養士を育成する。
日   時

2025年1月16日(木) 
集合:11:15 京成谷津駅改札を出て集合
会食:11時30分から13時30分

場   所 ふぐ釜めし芳の(習志野市谷津5-13-6)京成谷津駅より徒歩7分
テーマ(タイトル) 素材の旨味を活かした料理。新鮮食材、産地にこだわった料理
参 加 資 格 食と栄養に 関心のある方並びに栄養士、管理栄養士 
参 加 費 会員3300円(税込み)非会員5000円
申 し 込 み

申込書1月6日必着、FAXでお申込み下さい。 
   FAX番号 043-256-1804
郵便の場合は申込書にならって必要事項を明記して下さい。
   🏣264-0036 千葉市若葉区殿台町122
   (公社)千葉県栄養士会地域活動事業部行き
1/10以降のキャンセルは参加費の全額をご負担いただきます。
20250116情報交換会申込み書のサムネイル

 

医療(腎臓病と栄養・代謝・食事フォーラム)終了

他団体研修会のお知らせ

第16回 腎臓病と栄養・代謝・食事フォーラム2025
 テーマ「正しい食事療法の普及に向けて」

会 期:2025年3月22日(土)
会 場:日経ホール(日経ビル3F)
内 容:
  特別講演
    「腸内細菌叢と慢性腎臓病との関連」
    講師 阿部 高明(東北大学大学院医工学研究科生体再生医工学講座)
  大会長講演
    「正しい食事療法の普及について考える-恩師と患者さんの教えより̶」
    講師 菅野 丈夫(神奈川工科大学健康医療科学部管理栄養学科)

  パネルディスカッション1「低たんぱく食品の指導法と利用法」
  パネルディスカッション2「栄養摂取量の評価法について考える」
詳細はポスターをご覧ください
第16回腎臓病と栄養・代謝・食事フォーラム2025−4 (1)のサムネイル

医療事業部(第3回プラクティスセミナー)終了報告

タイトル 医療事業部2024年度第3回プラクティスセミナー
・第5回栄養CS栄養食事指導担当管理栄養士ミーティング
開催趣旨・目的 栄養食事指導における患者さんの行動変容について学び、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日 時 2025年2月15日(土)
14:00~17:30(受付13:30~)
場 所 千葉市生涯学習センター 大研修室
所在地:千葉市中央区弁天三丁目7番地7号 3階
内容・講師 内容:
【第1部】グループワーク(90分)
   困難事例における栄養食事指導のロールプレイング
    ~患者さんの行動変容を目指して~
【第2部】講演(90分)
   演題:「糖尿病療養支援における患者さんの行動心理」(仮題)
   講師:東京女子医科大学八千代医療センター
      糖尿病看護特定認定看護師・エキスパートナース
                       田中景子先生
参加資格 栄養士・管理栄養士
参加費 会員:無料
非会員:7,000円
問合せ・申込み 詳細はチラシまたは開催案内ご参照ください。
チラシのサムネイル
事業名 医療事業部 2024年度第3回プラクティスセミナー
第5回栄養CS栄養食事指導担当者管理栄養士ミーティング (合同開催)
参加者数 当日:現地参加36名 
内 容 2024年度第3回プラクティスセミナー
  第5回栄養CS栄養食事指導担当者管理栄養士ミーティング
第1部 グループワーク
 テーマ「困難事例における栄養食事指導のロールプレイング
               ~患者さんの行動変容を目指して~」
第2部 講演
 演題「糖尿病療養支援における患者さんの行動心理」
 講師 東京女子医科大学八千代医療センター
    糖尿病看護特定認定看護師・エキスパートナース
    田中 景子 先生  
感 想 第1部はテーマによるグループワークを行った。ロールプレイングから問題点等について各グループ内で活発な意見交換があり、発表に多くの意見が出され、有意義なワーキングとなった。第2部講師の田中先生にも第1部からご出席いただき、総評をいただけたことも大きな学びとなった。
第2部は先生ご自身のご経験等も交え、また第1部での模擬患者を例に取り上げていただいた。より身近に栄養指導を感じられるとても楽しく、有意義なご講義であった。普段栄養指導を行い患者と関わりを持っている管理栄養士にとっては実体験と併せてうまく指導できていなかったことを重ね合わせ、改善点を見出せる内容であった。また、栄養指導を十分経験していない管理栄養士でもわかりやすく今後に活かせるご講義であった。

医療事業部(東葛北部地区研修会/がん)終了報告

タイトル 医療事業部(東葛北部地区研修会)
開催趣旨・目的 がんと栄養について理解を深め、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日 時

2025年1月29日(水)
19:00~20:00

場 所 WEBによる開催
内容・講師 内容:がんと低栄養
   炎症に着目したがん栄養療法
   栄養補助食品の活用事例
講師:森永乳業クリニコ株式会社 千葉営業所 石井柚里子氏
参加資格

栄養士・管理栄養士、この研修会に関心のある方100名

参加費 無料
問合せ・申込み 出席申込み他詳細は案内チラシをご覧ください
終了報告
事業名 医療事業部(東葛北部地区研修会)
参加者数 37名
内 容 がんと栄養(特に低栄養、必要とされる栄養素)について基本的な内容であった。患者の栄養状態、栄養素の取り方により治療効果が大きく変わってくる。低栄養をまずは防ぎ、改善することが重要。さらに喫食量が減少するため調理や味付けの工夫することが大事。必要とされる栄養素もわかりやすい内容であった。
感 想 短時間であったが分かりやすく端的で、必要な情報が得られた研修会であった。

研究教育事業部(第2回研修会)終了報告

タイトル

研究教育事業部

開催趣旨・目的

 本研修会は、栄養士・管理栄養士養成施設における教育力の向上を目的に、今回は、「研究教育職としてのスキルを高めよう!食事摂取状況の評価スキル」をテーマに千葉県下の栄養士・管理栄養士養成に携わる教員としてのスキルアップに努め、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。

日 時

2024年12月21日(土)
13:00~16:00(受付12:45~)

開催方法

オンライン(Teamsウェビナー)による開催 

内容・講師

内容:研究教育職としてのスキルを高めよう!-食事摂取状況の評価スキル
講師:

第1部 食事摂取状況の評価のための食品成分表の理解 
         東京栄養食糧専門学校 校長 渡邊智子 氏 

第2部 食事摂取状況の評価のための食事調査法の理解 
     東京大学名誉教授 佐々木敏 氏

参加資格

教育研究に関わる方、栄養士・管理栄養士、この研修会に関心のある方

参加費

会員:無料
非会員:7000

問合せ・申込み

チラシまたは下記をご参照ください

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事 業 報 告

事業名

研究教育事

参加者数

オンライン参加:29名

内 容

第一部 食事摂取状況の評価のための食品成分表の使い方
    東京食糧栄養専門学校 校長 渡邉 智子氏

日本食品標準成分表は使用するにあたり「標準」と「改訂」を理解しておくことが重要である。食品成分表の使用目的によって、文部科学省から出ている原本・毎年出版される成分表・栄養価計算ソフトを使い分けることが必要である。また、活用に際しての食品、エネルギー・栄養素、栄養計算における注意点など教育における視点、研究における視点など様々な使用方法を理解することが大切である。

第二部 食事摂取状況の評価のための食事調査方法の理解
    東京大学 名誉教授 佐々木 敏氏

食事摂取基準の活用におけるPDCAサイクルはアセスメント(食事評価)から始まり、実施後には検証(食事評価)することが大切である。その食事評価はReferenceという食事摂取基準本来の意味である“照らし合わせる”という作業が必要で、食事摂取基準と照らし合わせるための適切な食事状況の把握は重要である。食事調査方法の中でも習慣的な摂取量を把握することができる食事歴法質問票は、対象者が簡便に使用でき、その質問票の妥当性が評価(研究)されている点から食事評価において有用に使用できるツールの一つである。栄養指導においても食事評価で出た結果を栄養士が適切に使用できるようにならなくてはならない。

感 想

第一部の食品成分表の使い方では、普段栄養士業務や教育現場においても栄養価計算ソフトを使用することが多くなっているが、原本や紙面に記載されている食品の留意点や備考欄をしっかり確認して選択した食品番号が使用したいものと一致しているか確認することの大切さを再確認することができた。栄養指導する際にも成分表に記載されている食品名ではなく、普段使用する食品へ変換して伝えること、その理解が必要なことを教育においても活かしていきたいと思いました。

第二部の食事調査方法の理解では、冒頭で紹介された「栄養指導はなぜ続かないのか」という論文が印象的であった。世界共通でアセスメントしないまま栄養指導が行われている現場を知り、改めて食事評価の大切さを確認することができた。また、栄養素摂取における食品群の寄与率を使用するという視点も今後の栄養指導の幅を広げる方法として活用できると感じた。

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