タイトル | 医療事業部(山武長生夷隅地区研修会)栄養評価法 | |||||||
開催趣旨・目的 | GLIM基準における筋肉量減少が判定できるBIA法について理解を深め、入院中の栄養管理や栄養指導への活用方法を学ぶ。また各施設の現在の栄養管理状況について情報共有することにより、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。 | |||||||
日 時 | 令和7年9月3日(水) 14:00~15:30(受付13:20~) |
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場 所 | 東千葉メディカルセンター2階会議室 住所:千葉県東金市丘山台三丁目6番地2 |
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内容・講師 | 内容:体成分分析装置を活用した栄養評価 講師:株式会社 インボディジャパン 川越 智行 |
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参加資格 | 栄養士・管理栄養士、この研修会に関心のある方 | |||||||
参加費 | 会員:無料 非会員:200円(現地参加のみ資料代) |
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問合せ・申込み | 詳細はこちらをご覧ください。 下記のメールアドレスにてお申し込みください。 (メールアドレス)m-yasuda@tkmedical.jp 申し込み締め切り日:令和7年8月15日(金) 不明な点、お問い合わせ等 ありましたらご連絡ください。 連絡先:0475-50-1306(東千葉メディカルセンター 臨床栄養部) |
終 了 報 告 | ||||||
事業名 | 医療事業部(山武長生夷隅地区研修会)栄養評価法 | |||||
参加者数 | 12人 | |||||
内 容 | 令和6年度の診療報酬改定以降、入院患者の栄養管理に広く用いられるようになったGLIM基準。研修会前半は、その評価項目の一つである「骨格筋量減少」について、BIA法(生体電気インピーダンス分析法)の用い方を学んだ。参加者自身、実際に骨格筋量や細胞外水分比を測定し、それを元に結果の解釈や活用事例を学んだことにより、改めて患者の治療に有益な情報として活用できることを認識した。参加施設の中には、既に栄養指導や低栄養診断にBIA法を使用している所が複数あったため、高齢者の結果の解釈や測定時間による差など、実際の現場で苦慮している点についても、講師よりアドバイスを受ける事ができた。後半は、各施設の栄養管理手順について発表し、情報共有した。参加施設の中には、診療報酬を確保するため、特別食の選択やNST介入依頼、栄養指導依頼をフローチャート化で多職種連携し、成果を挙げているものもあった。また食材料費上昇に対しては、食種選択や栄養補助食品追加の院内ルールを設け、余分な支出を増やさないように工夫したり、人材不足への対応として完全調理品を使用していた。 | |||||
感 想 | BIA法については、参加者自身が測定をして自身の結果を元に講義を聞く事ができたため、理解も深まったと思われる。昨年に引き続き、現地において対面で活発な話し合いが出来たことは参加者同士の繋がりを強められ、施設間の連携も取りやすくなる良い機会となった。 |