「年間スケジュール」、「会の歩み」などを更新しました。
団体概要(アクセス他)にある「団体に関する資料」の「会の歩み」に2024年分を追加しました。
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団体概要(アクセス他)にある「団体に関する資料」の「会の歩み」に2024年分を追加しました。
| 開催主旨・目的 | 健康ちば21第3次では全ての県民が健やかで心豊かに生活できるよう、誰もが無理なく 自然に健康な行動を取ることができるような環境整備を行うことが求められています。なかでも、栄養・食生活の取り組みを進めることが必要とされ、産学官等が連携した食環境づくりの推進として「自然に健康になれる環境づくり」が提唱されています。地域活動事業部の栄養士の活動が期待される中、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。 |
| 日 時 | 令和7年4月26日(土) 受付 13:45~ 講演 14:00~15:30 |
| 場 所 | 千葉市生涯学習センター 3階大研修室 〒260-0045 千葉市中央区弁天3丁目7番7号 TEL 043(207)5811(代) |
| テーマ(タイトル) |
千葉県が取り組む「自然に健康になれる環境づくり」について |
| 参 加 資 格 |
食と栄養に 関心のある方並びに栄養士、管理栄養士 |
| 参 加 費 | 7,000円(会員無料) |
| 申 込 み |
申込み書はFAXにて4月21日(月)必着でお申込みください。 |
| そ の 他 |
日本栄養士会生涯教育実務研修1単位 |
| 事 業 報 告 | |
| 事業名 | 第1回研修会(自然に健康になれる環境づくり) |
| 参加者数 | 22名 |
| 内 容 | 健康日本21(第三次)では健康増進の一次予防、早期発見・早期治療の二次予防、再発・重症化予防の三次予防を支えるものとして自然に健康になれる環境づくり(0次予防)が唱われている。減塩の取り組み、野菜摂取量を増やすなど地元の企業(スーパーや道の駅)や行政(保健所・市)と幅広く連携して中食を活用した健康づくり事業を進める食環境整備を行った。今後はさらに拡大して県内市町村への周知を図る。 |
| 感 想 |
「減塩、野菜摂取量を増やす、運動習慣を持つ」など我々は日頃、栄養の指導で話すが、国民健康・栄養調査からの課題解決に向けてそれらの習慣が疾患別死亡率の低下につながっている。健康になるための課題をあまり意識せす自然に健康が維持できる「環境づくり」の実践内容を詳しく知ることができた。栄養の指導に大変参考になる内容であった。 |
| タイトル | 医療事業部(香取海匝地区研修会)GLIM基準 |
| 開催趣旨・目的 | 新しい成人の低栄養診断基準のGLIM基準について理解を深める研修会を開催し、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。 |
| 日 時 | 令和7年2月7日(金) 14:00~15:00 |
| 場 所 | オンライン研修 |
| 内 容 | 内容「GLIM基準について」 講師 株式会社明治 内山祐輔 氏 |
| 参加資格 | 栄養士・管理栄養士、この研修会に関心のある方 |
| 参加費 | 会員:無料、非会員:無料 |
| 問合せ・申込 | 参加ご希望の方へ当日参加用ZoomミーティングIDとパスコードをお知らせいたしますのでご連絡ください。 連絡先:香取おみがわ医療センター 臨床栄養科 ℡:0478-82-3161(代表) |
| 終 了 報 告 | ||||||
| 事業名 | 医療事業部(香取海匝地区研修会) | |||||
| 参加者数 | オンライン参加(ZoomによるWeb開催)26名 | |||||
| 内 容 | 令和6年度の診療報酬改定において、GLIM基準を低栄養の診断基準として用いることが求められており、今後は栄養評価ツールとして標準化されることが見込まれる。これまで栄養評価の際には、スクリーニングとアセスメントが明確に区別されず、2つのステップが同時に行われてきた。GLIM基準を用いることで栄養リスクスクリーニングを行い、栄養リスクの判定、低栄養診断の確定、重症度判定がされる。MUST、MNA-SFなど施設の特徴に適したスクリーニングツールを使用する。骨格筋の測定については、下腿周囲長の評価で代用として推奨されている。GLIM基準におけるBMI、体重減少や骨格筋評価は、うっ血や浮腫の影響が強い場合には注意が必要である。GLIM基準について理解を深め、質問・意見交換で情報共有を行った。 | |||||
| 感 想 | GLIM基準の認識を深め、管理栄養士・栄養士が中心となって多職種と連携し、実践に活かしていく必要があると感じた。研修の質問・意見交換では、GLIM基準の取り組み状況について情報を共有することが出来た。今回は開催方法をオンライン研修としたが、今後は交流できる研修会を計画していきたい。 | |||||
| タイトル | 医療事業部(印旛地区研修会)油脂栄養 | |||||||
| 開催趣旨・目的 | 油脂のMCT(中鎖脂肪酸)オイルについて、臨床実績をもとに栄養面の最新知識を深め県民の健康増進に貢献する栄養士、管理栄養士を育成する。 | |||||||
| 日 時 | 2025年2月28日(金) 18:00~19:00 |
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| 場 所 | オンライン研修(ZOOM) | |||||||
| 内容・講師 |
【テーマ】70年以上の臨床実績に見る「MCTの可能性」最新版 |
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| 参加資格 | 栄養士・管理栄養士、この研修会に関心のある方 | |||||||
| 参加費 | 無料 | |||||||
| 問合せ・申込み |
(詳細はチラシ又は下記をご参照下さい)
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| 終了報告 | ||||||
| 事業名 | 医療事業部(印旛地区研修会) | |||||
| 参加者数 | 25名 | |||||
| 内 容 | 病院や福祉施設等ではGLIM基準で栄養状態を診断、評価を行っている。栄養状態改善対策の一つとして、優れたエネルギー源となるMCT(中鎖脂肪酸)に今回は焦点をあて、最新の臨床実績に基づき、MCTの特徴及びその可能性について知識を得ることができた。MCTの栄養学的特徴として、①吸収・分解が早い ②低蓄積性 ③食後中性脂肪が上昇しない ④たんぱく質代謝の活性化 ⑤食後高血糖の抑制 ⑥糖質代謝(解糖系)を阻害しない ⑦脂肪酸酸化の促進等がある。また臨床研究においては、高齢者低栄養・フレイルの改善や、食欲増進効果としては1日6g、体脂肪・内臓脂肪低減には1日2gが有効量となり、特に体脂肪低減を期待するのであれば、朝食時に摂取するのが良い。 | |||||
| 感 想 | 昨今の健康リスクとしては、過栄養と低栄養があるが、MCTの注目すべき点は、使用量によっては、低栄養対策にも肥満対策にもなること。またグレリンを活性化させ、食欲増進が期待できる一方、GLP-1の分泌を高める作用もあり、血糖上昇抑制や食べ過ぎ予防効果(満腹感)もあって相反する効果が期待できることは興味深く、今後の臨床現場で活用したくなる内容であった。 | |||||