食中毒警報の発令中(9月30日まで)

2025年(令和7年)7月7日、健康福祉部衛生指導課より
食中毒警報の発令について通知がありました。

参考】
1 食中毒警報の発令条件及び期間
以下のいずれかの項目を満たす場合に発令します。
(1)真夏日(1日の最高気温が30℃以上)が3日以上継続した場合。
※ 県内の8測定地点中7地点以上で条件を満たした場合。
(2)本県健康福祉部長が必要と認めた場合。
なお、食中毒警報の期間は、食中毒警報発令日から9月30日までです。
2 千葉県食品衛生夏期対策
6月1日から9月30日までを「千葉県食品衛生夏期対策実施期間」と定め、 食品等事業者及び県民に対し、食品の取扱い及びその他食品衛生に関する注意喚起を行い、食品に起因する健康被害の発生防止を図っています。

食中毒警報等発令要領

 

第25回日本健康・栄養システム学会 終了

みなさま、第25回日本健康・栄養システム学会研究大会の大会長を務める東京大学の深柄(ふかつ)です。
今年は久しぶりの対面開催で、皇居のすぐ近く、一橋講堂が会場です。
会期は7月26、27日です。ぜひご参加ください!

日 時:2025年7月26日(土)・27日(日)
会 場:一橋講堂 (最寄り駅:東京メトロ 竹橋駅・神保町駅)
大会長:深柄 和彦 東京大学医学系研究科 侵襲代謝・手術医学講座 教授

より良い栄養療法のために何をすべきか、何が必要か?
災害時の栄養サポート、重症患者の栄養管理など、盛りだくさんの内容です。
事前申し込みがお得です。
なお、大会前日の725()には、臨床栄養師継続研修を開催します。
臨床栄養師だけでなく、非会員の方も参加可能なオープン研修です。
是非、研究大会と併せてご検討くださいませ。

研修のテーマは「重症患者の栄養管理を究めよう」です。
毎日、急性期病院で栄養管理をしているみなさまはもちろん、
その退院後を引き受ける慢性期病院や介護・療養を支えるみなさまも
栄養専門職がバトンをつなぐ役目を担えることを実感できる研修です。』

研究大会リーフレット
2025NCMプログラム(リーフレット) 20250331 【完全確定版アップデイト】.pdf

 研究大会プログラム
大会 プログラム.pdf

臨床栄養師研修会お知らせ(最新版は学会HPをご覧ください)
https://www.j-ncm.com/news/1354/

学会ホームページ
日本健康・栄養システム学会|NCM学会サイト

 

公衆衛生事業部(第1回中央研修会)終了報告 

開催趣旨・目的 千葉県栄養士会公衆衛生事業部会員等の資質向上を図り、県民の健康の維持増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成することを目的とします。
日時(曜日) 2025年7月20日(日)
午前10時から正午まで
(受付:午前9時30分から)
※ZoomミーティングによるWEB開催
内 容 (1)講演「社会経済的要因がもたらす健康格差とそのアプローチ」
講師 新潟県立大学 人間生活学部 健康栄養学科
教授 村山 伸子 氏
(2)活動紹介「栄養士に伝えたい フードバンクちばの活動」
   紹介者 フードバンクちば 代表 菊地 謙 氏
*生涯教育実務研修1単位になります。
*別添チラシ参照 講演資料は会員専用コンテンツ掲載
対象および定員 千葉県栄養士会会員で、上記内容に関心のある管理栄養士・栄養士
100名程度
千葉県栄養士会会員外 若干名
参加費 千葉県栄養士会会員  無料
千葉県栄養士会会員外 7,000円
申込方法 参加希望者は<*別添チラシ>に記載の二次元コード、または下記コードより7月4日(金)までにお申し込みください。
※参加申込み者が多数の場合は、千葉県栄養士会公式YouTubeチャンネルにおけるオンデマンド配信による受講をお願いする場合があります。申込み者多数の場合にYouTubeでのオンデマンド
受講が可能な方は、申込フォームでの選択をお願いします。
オンデマンド配信に
ついて
今回の研修は、千葉県栄養士会公式YouTubeチャンネルでオンデマンド配信(当日の講演内容を録画したものを配信)します。
配信期間や視聴方法等は、公衆衛生事業部会員及び参加申込者に改めて御連絡いたします。
単位取得証明書について 講演は、生涯教育実務研修1単位になります。
YouTubeによるオンデマンド配信のみを受講される場合は、アンケートの提出をもって受講済と判断させていただきます。
参加申込先

参加希望者は上記の二次元コードまたは下記URLよりお申し込みください。
【申込期限 2025年7月4日(金)】

【URL】
https://forms.gle/knYSTMavjxkf6KPX6

事業報告
参加者数 36名(会場参加者10名を含む)
内 容

講 演「社会経済的要因がもたらす健康格差をそのアプローチ」
講 師 新潟県立大学 人間生活学部健康栄養学科 教授 村山 伸子 氏

活動紹介「栄養士に伝えたいフードバンクちばの活動」
紹介者 フードバンクちば 代表 菊地 謙 氏

・日本における社会経済的要因による栄養課題の現状
日本の世帯所得格差は1980年以降拡大しており、相対的貧困率は2021年では15.4%と、経済協力開発機構国(OECD)38国中6番目に高い。
子どもの貧困率は10%を超え、国際比較では34カ国中高い方から10位であり、また、大人が1人の世帯の40%以上が貧困であり、34カ国中1位である。
健康日本21(第二次)、同(第三次)では健康格差の縮小が最終目標として設定された。経済的要因による栄養課題については、低収入者層における課題が知られており、生涯に渡り関係する経済格差に伴う栄養格差は、日本の主要な栄養課題の一つである。
また、子どもの貧困と食生活については、学習支援の場などを利用し、自立に必要な食生活のスキルを習得するための食育が必要である。
・社会経済的格差による栄養格差対策の考え方
栄養格差の対策におけるポピュレーションアプローチでは学校給食が経済格差に伴う食事の格差を縮小している。また、ハイリスクアプローチについては、世界におけアプローチの例として韓国では女性、幼児、子どもに対する特別の栄養ケアプログラム(WIC)や、高齢者にる生活困窮者へのおける食品補助プログラムをおこなっており、後者の成果として食料保償を改善し、肥満とうつを改善した報告がある。日本では生活困窮者に対して、ソーシャルサポートによる介入が主となっていて、公的な食料・栄養政策は少ない。
・厚生労働科学研究費研究班の研究紹介
国の生活保護受給者のデータ分析や、各地域で情報の蓄積、見える化、分析を行う手法の提案と、村山先生が研究代表者となられた「食を通した地域共生社会における健康生活支援ガイド&ツール」の紹介。
感 想 健康日本21(第三次)の目標のひとつとして健康格差の縮小が掲げられている。今回の内容は、日本における社会経済的要因による栄養課題の現状、栄養格差対策の考え方の他、食環境整備の取組推進のための支援ガイドと支援ツールなどをご紹介いただいた。また、フードバンクちばの活動からは生活困窮者が増加する中での活動内容を知ることができた。改めて社会・地域診断や地域の資源の把握などの重要性を再認識するとともに、保健医療部門と生活困窮者支援部門の更なる連携の必要性を感じた。

福祉事業部(第1回研修会/摂食嚥下)終了

開催趣旨・目的  摂食嚥下リハビリテーション専門管理栄養士は、(公社)日本栄養士会と(一社)日本摂食嚥下リハビリテーション学会とが共同認定する制度である。医療機関や介護(福祉)施設、在宅においても、摂食嚥下障害を持つ患者、家族に対し栄養管理と専門的な食・栄養支援を行うことで患者のQOL向上に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。また、事例を通して最新の栄養管理を学ぶ。
日 時 2025年7月23日(水)
午後2時00分~午後5時00分 
*受付:午後1時30分から
参加方法 Zoomを使った配信 *事前にダウンロードをお願いします。
内容・講師 講演「摂食嚥下を正しく評価することの必要性」
講師 介護老人保健施設 希望の館 管理栄養士 元家玲子氏
事例「摂食嚥下リハビリテーション栄養専門管理栄養士より、資格を生かした栄養管理について」
事例① 講師 特別養護老人ホーム ローゼンヴィラ藤原
     管理栄養士 加藤寿美氏
事例② 講師 医療法人社団 永生会 新八千代病院
     管理栄養士 大嶋晶子氏
参加資格 栄養士・管理栄養士、この研修会に関心のある方
参加費 会員:無料、非会員:7,000円
問合せ・申込み 詳細ポスター申込はコチラの案内を参照ください。

千葉糖尿病スタッフ研究会(集中講義)終了

タイトル 千葉糖尿病スタッフ研究会 
2025年度 集中講義(第1回・第2回)のお知らせ
開催趣旨・目的 糖尿病療養指導に従事する栄養士、管理栄養士のスキルアップと、県民の糖尿病予防、合併症進展予防に貢献する栄養士、管理栄養士を育成する。
日 時 第1回 令和7年6月22日(日)  9時40分~17時20分
第2回 令和7年7月27日(日)10時00分~17時20分
場 所 第1回 青葉の森公園芸術文化ホール 、WEB
第2回 千葉市民会館、WEB
内容・講師

第1回 糖尿病の病態と診断、検査、治療(食事・運動・薬物)など
第2回 糖尿病の合併症・シックデイ、糖尿病と妊娠 など

詳細は第1回ポスター第2回ポスター千葉糖尿病スタッフ研究会HPを参照ください。

参加資格 栄養士・管理栄養士、この研修会に関心のある方
参加費 各回 1,500円
現地参加:事前受付不要、現地にて参加費決済
WEB参加:事前受付、事前決済が必要(〆切期限有)
問合せ・申込み 詳細は下記URLよりご参照ください。
http://dmstaff-chiba.kenkyuukai.jp/special/?id=35102

 

地域活動事業部(視察研修会)終了報告

開催主旨・目的 東京湾で養殖される海苔や地域の産物で作られるフランス料理を学び、食育活動の推進を図り、県民の健康増進や地域に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日   時

 2025(令和7)年6月6日(金曜日)
  9:39 千葉駅発快速君津行き乗車 
10:37 JR君津駅で各駅停車上総一ノ宮行き乗車
10:48 JR大貫駅到着  大貫駅より徒歩10分
11:00~13:00 食事 カフェレストラン サンクレスト
13:21または14:21大貫駅出発予定
※駐車場が8台あり、自家用車で直接現地へ行くことも可能です。

場   所 カフェレストラン サンクレスト 富津市岩瀬988
℡0439-65-2676
テーマ(タイトル) 地場産食材の活かし方、地産地消の知恵やアイデアについて理解を深め、千葉県の食について造詣を深め更に意見交換をする。
参 加 資 格 食と栄養に 関心のある方並びに栄養士、管理栄養士 
参 加 費

参加費7,000円(会員3,500円)
定員20名(定員になり次第締め切ります)

申 込 み

申込書をFAXで5月23日(金)必着となるようにお申込みください。
郵便の場合は申込み用紙にならって必要事項を明記してください。
FAX番号 043-256-1804
郵便の場合 〒264-0036 千葉市若葉区殿台町122
                 (公社)千葉県栄養士会 地域活動事業部行
キャンセルは必ずご連絡をお願いします。

事  業  報  告
事業名 視察研修会(カフェレストラン)
参加者数 10名
内  容

・地元食材を使ったコース料理の会食
・東京湾漁業研究所についての資料配布・説明
・シェフによる地産地消の知恵やアイデアについてのお話

感  想 天気にも恵まれ、前菜の生海苔を使ったセルクルは香りも絶品で、房総の豊かな実りを感じました。この生海苔は、口一杯に潮の香りが広がっていく感覚で、他の食材とのバランスも素晴らしかったです。シュエフによると、地球温暖化により、20年前より穴子やバカ貝、アオヤギなどの漁獲高が減ってしまっていること。又、漁業後継者不足などもあります。しかし、カキの養殖を2、3年前から始め、新たな産業になりつつあるということで、富津市の漁業にも注目していきたいと思いました。近隣にある東京湾漁業研究所は改装中とのことで見学はできませんでしたが、資料を拝見しながら海苔の知識についても深めました。

2025年度★生涯教育研修会

生涯教育研修会(2025年度)開催のお知らせ

ハイブリッド開催(千葉県栄養士会事務所/Web(Zoom))として実施します。
   栄養士・管理栄養士は、科学の進歩と社会の変化に的確に対応するため、常にスキルの向上を図り、専門職としての能力の習熟が求められています。

   日本栄養士会は2014(平成26)年度より生涯学習からキャリアを支援できる制度とするため、生涯職能開発の考え方を取り入れた生涯教育制度へと移行した認定制度(認定管理栄養士の資格制度)を開始しました。この認定制度は、本人の自由意思で、今までと同様に必要な単位を取得して修了証の交付を得ることができ、認定管理栄養士への受験資格の単位取得になります。

   多くの栄養士・管理栄養士が受講し、スキルを高めて県民の健康の保持増進に貢献しましょう。
 詳細は下記の2025年度生涯教育研修会お知らせ、日程、申込書をご覧ください。

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