医療事業部(事業説明会・プラクティスセミナー)終了

開催趣旨・
目的
★事業説明会
2022年度の開催事業報告および2023年度の計画案の説明会
★第1回プラクティスセミナー
管理栄養士のスキルアップに向け、認定臨床管理栄養士取得の実際について知識を深め、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日 時 2023年4月29日(土・祝日)13:00~15:30(受付12:30~)
(You Tube配信:2023年5月17日(水)~31日(水))
会 場 オンライン開催
内 容

第1部 講演「臨床管理栄養士・栄養士を取得しよう
~診療報酬算定・配置要件となることを目指して~(仮)」
講師 医療法人社団SHIODA塩田記念病院 栄養科 戸矢静華

第2部 パネルディスカッション「認定取得に向けた取り組み(仮)
   東京ベイ・浦安市川医療センター  栄養室 小林裕子
   玄々堂君津病院          栄養科 荻野 悟

参加資格 栄養士・管理栄養士、この研修会に関心のある方
参加費 無料
定 員 ①研修会   100名(会員90名、非会員10名)
②You Tube配信 150名(会員135名、非会員15名)
参加申し込み先

詳細はチラシ20230411_第1回プラクティスセミナーのサムネイルをご参照ください。
定員に達した時点で締め切らせていただきます。

申し込み締切 ①研修会     2023年4月22日(土)
          ②YouTube配信のみ 2023年5月10日(水)

 

 

地域活動(研修会 肥満症診療ガイドライン)終了報告

開催趣旨・目的

肥満症診療ガイドライン2022の改定の理解を深め県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。

日   時

令和5年4月22日(土曜日)
  受付13時45分~                                       
  講演14時00分~15時30分  

場   所

千葉市生涯学習センター 3階 研修室2
千葉市中央区弁天3丁目7番7号 
 ℡043-207-5811(代)

テーマ(タイトル) 「肥満症診療ガイドライン2022について」 (仮)
講師 東邦大学医療センター佐倉病院栄養部
   上席室長 鮫田 真理子
参加資格 食と栄養に関心のある方並びに栄養士、管理栄養士 
参加費 2000円(会員無料)
申し込み

FAX(043‐256‐1804)でお申し込みください。
令和5年度第1回研修会申込のサムネイル
 郵送でも結構です。郵送の場合は、申込書の内容に沿って記載し、
〒264-0036千葉市若葉区殿台町122 千葉県栄養士会 地域活動事業部宛にお送りください。
申込締切  :  4月7日(金曜日)必着でお願いします。

その他

日本栄養士会生涯教育実務研修1単位『実務研修 共通 910-110』今回は千葉市生涯学習センターにおいて対面で実施します。会場にお越しの方は検温・手指消毒、マスク着用等ご協力の上、体調のすぐれない場合は参加をご遠ください。

事業名 第1回研修会(肥満症診療ガイドライン)
参加者数 30名
内  容 コロナ禍の様々な制限の中で身体活動量が減り、中食や飲酒量が増えて肥満者が増加した。また50代以下の重症患者の半数が肥満傾向で弊害が目立った。肥満症の治療は食事や運動など生活習慣に行動変容が求められることが多い、また肥満者は「自己管理能力が低い」という偏見により当事者に過重な心理的負担を引き起こしやすい。
肥満症診療ガイドライン2022では、外科治療と患者の特性を考慮した薬物療法の進歩により肥満・肥満症をもつ個人のQOL向上を目指している。
感  想

肥満症治療に取り組む医療について我々が普段、あまり見聞きすることのない肥満症の外科治療や患者の特性を調査し理解した上での栄養の指導を詳しく教えていただきました。
「本人が悪いわけではない、自分では改善できないから病院に来るので、脱落することがないよう患者に寄り添いながら栄養の指導を行う」講師の言葉は日頃の栄養の指導でも心に留めておく必要があると思いました。

医療事業部(東葛南部地区研修会)終了報告

タイトル 医療事業部(東葛南部地区研修会)
開催趣旨・目的 透析療法の栄養管理について知識を深め県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日 時

令和5年3月2日(木)
18:00~19:00

場 所 WEB開催
内容・講師

内容:透析療法と栄養管理
講師:株式会社 明治 関東支社
   ウェルネス営業一部 営業五課 時田 阿紀 氏

参加資格 この研修会に関心のある方は誰でも参加できます。
参加費 無料
問い合わせ・申し込み R4年度 千葉県栄養士会医療事業部東葛南部地区 研修会 0302のサムネイル
この研修会の詳細、参加申し込みは上記チラシを参照ください
終 了 報 告
事業名 医療事業部(東葛南部地区研修会)
参加者数 31名
内 容

透析療法と栄養管理
透析期における栄養管理の意義は、透析を受けると体内に貯留していた老廃物は除去されるが、次の透析までの飲食により体内に再び溜まってくる。体内環境の維持には、透析終了後から次の透析までの期間の摂取量のコントロール(食事療法)が大切である。
透析期の栄養管理の目的は「低栄養の防止を含めた栄養状態の維持」「水分や電解質を含めた体液の調整」である。「低栄養の防止を含めた栄養状態の維持」は、血液透析患者の23 76%  腹膜透析患者の18 50%に栄養障害が認められる。その原因は①栄養素、とくに炭水化物からのエネルギー摂取量の不良、②急性あるいは慢性炎症、③ダイアライザの生体不適合性不良、透析液からのエンドトキシン混入、④代謝性アシドーシス、⑤透析液への栄養素の喪失、⑥腎不全による糖質・アミノ酸代謝異常がある。水分や電解質を含めた体液の調整」は、腎臓の機能低下によるナトリウム・カリウム・リンの排泄量減少に対する対応が必要である。水分制限とともにナトリウムの管理が重要であり、突然死を防ぐために、体内のカリウム濃度を適正な範囲にコントロールし、リンの管理は、血清リンが上昇する前から食事療法によって始めることが望ましい。
透析時食事療法の基本は日本透析医学会学術委員会ガイドライン作成小委員会栄養問題検討ワーキンググループ(透析会誌47 (5 )、287 291 、2014)に準じたものとなる。また、各論でみると、糖質(ごはんを主食として 3 食きちんと食べる・パスタや麺類はリンや食塩が多いため注意)、たんぱく質(良質なたんぱく質を摂取する・乳製品はリン含有量が多いため摂取量に注意・加工食品はリン含有量が多いため控える)、副菜(野菜、芋類、果物は高 K 血症につながるため摂取量を守る・特に緑黄色野菜、海藻類、乾燥食品は注意)、
食塩・水分(透析間体重増加の上限をドライウェイトの3 5% にするのが望ましい・減塩と飲水制限を合わせて行う)となる。たんぱく質の制限がカリウム・リン制限にも有効であるが、透析患者では必要なたんぱく質摂取とカリウム・リン制限の両立が難しいことや、水溶性ビタミンは透析により除去されやすい、透析患者はカルニチン欠乏に注意が必要といったことも配慮する。
  まとめとして、透析患者の体内環境を維持し、生命予後の悪化を防ぐためには、食事療法が必要不可欠である。適切な食事療法によって、 PEW を防止するとともに、体液の調整を行う。といった内容であった。

感 想

透析と栄養についてのオンライン研修会、話も聞き取りやすく透析には携わっていない者にも分かりやすかったです。忘れていた知識、新しい知識ともに得ることができました。透析期の栄養管理の重要性について理解できました。透析にならないようCKD患者さんの栄養指導にも活かせます。今度は、運動療法と栄養についての講演がきけたら幸いです。

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