地域活動事業部(第1回研修会)終了報告

開催主旨・目的 健康の維持増進のためには食事のみならず、労働、家事、通勤、通学などの生活活動や運動を含めた身体活動などエネルギー収支バランスを適正にするすことが大切です。この両者の関係を理解し県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。
日   時

令和4年4月23日(土)
受付(栄養士会事務所にて参加の方)13時45分~                   

Webの方       14時00分~15時30分

場   所

千葉県栄養士会事務所(WEB環境のない方の参加)
千葉市若葉区殿台町122番地 ℡043-256-1117

テーマ
  (タイトル)
「身体活動を高めるために」 (仮)
講師 千葉県立保健医療大学 健康科学部 歯科衛生学科
教授 島田 美恵子 先生  
参加資格 食と栄養に関心のある方並びに栄養士、管理栄養士
参 加 費 2000円(会員無料)
申 し 込 み

氏名・連絡先・所属職域事業部を明記の上、ファックスでお申し込みください。
下記申込書
申込書 令和4年度第1回研修会のサムネイル
〒264-0036千葉市若葉区殿台町122 千葉県栄養士会
地域活動事業部宛 にお送りください。FAX番号043‐256-1804)
申込締切  :  4月19日(火曜日)必着でお願いします。

  webにて参加予定の方へ
地域活動事業部 事業報告会・第1回研修会
時間: 2022年4月23日 13時より入室可能
 Zoomミーティングに参加する
https://zoom.us/j/93301557670?pwd=SWxpUWxpci9XUG9TeTBNTVdjMDdEdz09 
ミーティングID: 933 0155 7670
パスコード: 566275

その他

日本栄養士会生涯教育実務研修1単位
『実務研修 共通 910-110』

事 業 報 告
事業名  第1回研修会
参加者数 35名
内 容

 健康の維持増進のためには食事のみならず、身体活動を活発にすることが重要です。運動を行うことで生活活動の維持、QOLの向上、健康寿命の延伸などが期待できます。
また、強めの運動をしすぎると危険を伴うことがあり、疾病悪化、骨格筋障害、熱中症、事故、突然死などが考えられます。そこで厚生労働省は運動の他に生活活動が盛り込まれた「健康づくりのための身体活動基準2013」を策定しました。
 アクティブガイド +10(プラス・テン)と称して、今より10分多くからだを動かして目標は中等度の3メッツ(普通歩行)以上の運動を60分、これを1週間で23メッツ行う。65歳以上の人はじっとしている時間を減らして毎日40分は体を動かす。
 60歳代以降は単一疾患の病気があっても病気と上手に付き合いながら重症化予防が重要です。フレイルティサイクル(筋肉量低下や食欲低下が相互に作用しあって身体機能が徐々に低下していく悪循環)を避けるために体調が悪くて運動が出来ない人は毎日10分間多く体を動かすことが推奨されています。
 後半は運動処方とそれにともなう持久力、筋力向上、柔軟性の効果と具体的な運動についてご紹介いただきました。
 千葉県のHPでは、よい生活習慣推進事業として「ふさのくに歩いて健康マップ」が掲載されていることも教えていただきました。

感 想 「健康づくりのための身体活動基準2013」「アクティブガイド +10(プラス・テン)」「フレイルティサイクル」。言葉は承知しつつも、具体的な根拠や考え方を改めて理解することができました。日頃、栄養の指導では「運動習慣が必要」と勧めていますが、理解を深める指導が出来ると思いました。また「過体重の人はじっとしている時間が長いので身体活動量計の利用も効果的」と詳しく説明があって今後の参考になりました。今回のWeb研修を次回は集合型の会場で研修したいと思いました。

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