公衆衛生事業部(第2回中央研修会)終了報告

 

開催趣旨・目的

栄養障害の二重負荷(過剰栄養と低栄養の混在)が課題となっているが、地域高齢者等への健康支援のあり方について学ぶ他、事例を通して若い世代への健康支援のアプローチについて学び、県民の健康増進に貢献する栄養士/管理栄養士を育成する。

日 時 平成30年10月6日(土)
午後1時45分から午後4時30分まで(受付:午後1時30分から)
会 場 千葉県教育会館 新館 501会議室
千葉県千葉市中央区中央 4-13-10 電話043-227-6141
内 容 1 講演「高齢者の糖尿病予防について」
      講師 神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部 栄養学科
               教授 田中 和美 氏
2 事例報告 (2題)
3 講話「事例報告のまとめ方」
  講師 千葉県立保健医療大学 栄養学科
     准教授 荒井 裕介 氏
詳細はこちら第2回中央研修会ポスターを参照ください。
*生涯教育実務研修1単位になります。
資 格 上記内容に関心のある栄養士・管理栄養士 100名程度
参加費 4,000円(千葉県栄養士会公衆衛生事業部会員 無料、
千葉県栄養士会公衆衛生事業部以外の会員 100円)
参加申込先 平成30年度第2回中央研修会こちら【HP用】申込書 に記入の上、
下記あてFAXにてお申込みください。
千葉県市川市保健センター 健康支援課 担当 川原
FAX 047-316-1568
電話 047-377-4511 
申込期限 平成30年9月21日(金)
事業報告
事業名 第2回中央研修会
参加人数 94名
内 容 今回の研修会は、PDCAサイクルで事業を実践し、評価し、その成果を公開するための必要なスキルを身に着けるための研修内容でした。
田中先生には、高齢者の糖尿病予防のための事業を行うために、どのように対象者基準を設定すればよいか、事業の組み立て方、評価の方法(プロセス、アウトプット、ストラクチャー、アウトカム)の実際についてご講演いただきました。
 県庁と市、それぞれ1題ずつの事例発表では、若い世代の食・健康に関する課題及び普及啓発に関する報告をいただきました。
 荒井先生には、2題の事例発表にご助言をいただくとともに、実践事例報告をまとめる意義、その初期段階の方法(リサーチクエスチョンの設定、先行事例の探し方)について講話をしていただきました。
感 想  地域の実態把握をしてから、マンパワーで介入できる範囲で介入し、単年度評価を行ってから事業拡大をすること、分かりやすい資料作りや説明をすること等どの事業でも共通するスキルを学ぶことができました。エネルギッシュなご講演を聞いた後に、事例発表と助言、講話を聞けたので、「私たちも今行っている事業をまとめよう」という気持ちが高まりました。
 アンケート結果からも、「PDCAサイクルについて、具体的な講演をうかがいイメージがついた」「日頃の業務のまとめについては、やらなくてはいけないと思っていましたが、今日の研修で、さらに背中を押されました。」などの感想が聞かれました。

 

お知らせメニュー

年別アーカイブ