開催趣旨・目的 | 地域の優先すべき健康課題の抽出とその背景にある食生活や食環境を踏まえた上で、エビデンスに基づいた栄養施策のPDCAを展開するため、事業の効果の評価と且つ成果を生むことのできる事業計画の作成方法・プロセスについて学び、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。 |
日時(曜日) | 令和元年12月14日(土) 午後1時15分から午後4時50分まで(受付:午後1時から) |
会 場 | 千葉県教育会館 本館 203会議室 千葉県千葉市中央区中央 4-13-10 電話043-227-6141 |
内 容 | 1 講演「成果を出すための事業計画の作成・評価」 講師 女子栄養大学 栄養学部 教授 田中久子 先生 2 説明「壮年期の肥満予防・減塩対策に関する事業計画書について」 説明者 千葉県健康福祉部健康づくり支援課 食と歯・口腔健康班 3 グループワーク テーマ「評価を踏まえた事業計画(壮年期の肥満予防・減塩対策)の作成」 助言者 女子栄養大学 栄養学部 教授 田中久子 先生 詳細は【HP用【ちらし】第3回中央研修会】案内を参照ください。 *生涯教育実務研修1単位になります。 |
参加資格 | 上記内容に関心のある栄養士・管理栄養士 70名程度 |
参加費 | 3,000円(ただし、千葉県栄養士会公衆衛生事業部会員 無料、千葉県栄養士会公衆衛生事業部以外の会員 100円) *公衆衛生事業部以外の千葉県栄養士会会員の方は日本栄養士会会員証をお持ちください。 |
参加申込先 | 【HP用】2019年度第3回中央研修会 申し込み書に記入の上、下記あてファクシミリにてお申込みください。 印旛健康福祉センター地域保健課 綾部 FAX:043-486-2777 電話:043-483-1134 申込期限 令和元年11月29日(金) |
事 業 報 告 | |
事業名 | 公衆衛生事業部(第3回中央研修会) |
参加者数 | 44名 |
内 容 | 成果の見える栄養施策を推進することが行政栄養士には求められていることから、本研修会では、行政栄養士が実施する事業の効果を評価でき、且つ成果が見える事業計画の作成方法やプロセスが理解できるようになることを目標に研修内容を企画しました。 女子栄養大学の田中先生からは、実例を交えながら、事業計画書の基本構造と、目標の種類と評価の関係性についてお話いただき、県庁健康づくり支援課の高橋主査から千葉県の栄養施策に関する重点課題と事業計画書の関係性について説明していただきました。 グループワークでは、事前に各所属において事業計画書を作成していただき、作成した事業計画書の内容を上記の話を参考に、ブラッシュアップしていく作業を行い、最後に田中先生より助言をいただきました。 【会員専用コンテンツに資料あり(期間限定:転用禁止)】 |
感 想 | 各自治体の行政栄養士は、主に健康増進計画等で設定されている各種健康・栄養課題の評価指標の目標を達成するために、各種事業を企画していきますが、実施した事業が目標達成に貢献していると説得力を持って説明ができることが重要です。田中先生の御講演により、事業と目標達成の関係性を繋ぐための事業計画書の構造と、目標達成を確認するための評価の種類について学ぶことができました。 また、参加者が事業計画書を研修会のために作成してから講演を聞くスタイルにしたことで、自身の作成した計画書が基本的な構造の形をとっているか確認できたと思います。 更に、グループワークにより事業計画書の内容を改善していく作業を行ったことにより、講演で学んだ内容をアウトプットでき、知識や理解の定着に繋がったと考えられました。 |