研究教育事業部(養成施設学生向け研修会)

タイトル

研究教育事業部 
養成施設学生向け研修会(活躍する栄養士・管理栄養士)

開催趣旨・目的

 本研修会は、養成施設に通う学生を対象とした研修会として位置付けており、今回は、「活躍する栄養士・管理栄養士」と題して、養成校6校の卒業生から、職域別に主な業務内容(魅力や課題など)、その職種に求められるスキルなどを紹介いただき、今後のキャリアアップにつなげ、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。また、栄養士・管理栄養士の職場を知る機会でもあり、職業意識を高めることにもつながる。

日 時

2025年8月23日(土)
13:00~16:00(受付12:45~)

開催方法

ハイブリッドによる開催
現地:昭和学院短期大学 オンライン:Teamsウェビナー

内容・講師

内容:活躍する栄養士・管理栄養士
講師:

1.野田市保健センター母子保健係 張替みえこ氏

2.理化学研究所生命機能科学研究センター

 比較コネクトミクス研究チーム 鈴木大輔氏

3.株式会社SHI 秀明八千代中高等学校 中里明日香氏

4.千葉県がんセンター 菊池夏希氏

5.永井マザーズホスピタル 稲垣佳苗氏

6.東京都葛飾区立西亀有小学校 大久保理恵子氏

参加資格

栄養士・管理栄養士課程の学生、千葉県栄養士会会員及び一般

参加費

会員:無料
学生:無料
非会員:7000

問合せ・申込み

詳細はチラシをご参照ください。
研究教育研修会2025.8のサムネイル

 

研究教育事業部(第2回研修会)終了報告

タイトル

研究教育事業部

開催趣旨・目的

 本研修会は、栄養士・管理栄養士養成施設における教育力の向上を目的に、今回は、「研究教育職としてのスキルを高めよう!食事摂取状況の評価スキル」をテーマに千葉県下の栄養士・管理栄養士養成に携わる教員としてのスキルアップに努め、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。

日 時

2024年12月21日(土)
13:00~16:00(受付12:45~)

開催方法

オンライン(Teamsウェビナー)による開催 

内容・講師

内容:研究教育職としてのスキルを高めよう!-食事摂取状況の評価スキル
講師:

第1部 食事摂取状況の評価のための食品成分表の理解 
         東京栄養食糧専門学校 校長 渡邊智子 氏 

第2部 食事摂取状況の評価のための食事調査法の理解 
     東京大学名誉教授 佐々木敏 氏

参加資格

教育研究に関わる方、栄養士・管理栄養士、この研修会に関心のある方

参加費

会員:無料
非会員:7000

問合せ・申込み

チラシまたは下記をご参照ください

2024研究教育研修会第2回のサムネイル

事 業 報 告

事業名

研究教育事

参加者数

オンライン参加:29名

内 容

第一部 食事摂取状況の評価のための食品成分表の使い方
    東京食糧栄養専門学校 校長 渡邉 智子氏

日本食品標準成分表は使用するにあたり「標準」と「改訂」を理解しておくことが重要である。食品成分表の使用目的によって、文部科学省から出ている原本・毎年出版される成分表・栄養価計算ソフトを使い分けることが必要である。また、活用に際しての食品、エネルギー・栄養素、栄養計算における注意点など教育における視点、研究における視点など様々な使用方法を理解することが大切である。

第二部 食事摂取状況の評価のための食事調査方法の理解
    東京大学 名誉教授 佐々木 敏氏

食事摂取基準の活用におけるPDCAサイクルはアセスメント(食事評価)から始まり、実施後には検証(食事評価)することが大切である。その食事評価はReferenceという食事摂取基準本来の意味である“照らし合わせる”という作業が必要で、食事摂取基準と照らし合わせるための適切な食事状況の把握は重要である。食事調査方法の中でも習慣的な摂取量を把握することができる食事歴法質問票は、対象者が簡便に使用でき、その質問票の妥当性が評価(研究)されている点から食事評価において有用に使用できるツールの一つである。栄養指導においても食事評価で出た結果を栄養士が適切に使用できるようにならなくてはならない。

感 想

第一部の食品成分表の使い方では、普段栄養士業務や教育現場においても栄養価計算ソフトを使用することが多くなっているが、原本や紙面に記載されている食品の留意点や備考欄をしっかり確認して選択した食品番号が使用したいものと一致しているか確認することの大切さを再確認することができた。栄養指導する際にも成分表に記載されている食品名ではなく、普段使用する食品へ変換して伝えること、その理解が必要なことを教育においても活かしていきたいと思いました。

第二部の食事調査方法の理解では、冒頭で紹介された「栄養指導はなぜ続かないのか」という論文が印象的であった。世界共通でアセスメントしないまま栄養指導が行われている現場を知り、改めて食事評価の大切さを確認することができた。また、栄養素摂取における食品群の寄与率を使用するという視点も今後の栄養指導の幅を広げる方法として活用できると感じた。

研究教育事業部(養成校学生向け研修会)終了報告

開催趣旨・目的

 本研修会は、養成施設に通う学生を対象とした研修会として位置付けており、今回は、「活躍する栄養士・管理栄養士」と題して、養成校6校の卒業生から、職域別に主な業務内容(魅力や課題など)、その職種に求められるスキルなどを紹介いただき、今後のキャリアアップにつなげ、県民の健康増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。また、栄養士・管理栄養士の職場を知る機会でもあり、職業意識を高めることにもつながる。

日 時

2024年8月24日(土)
13:00~16:00(受付12:45~)

開催方法

ハイブリッドによる開催
現地:昭和学院短期大学 オンライン:Teamsウェビナー

内容・講師

内容:活躍する栄養士・管理栄養士
講師:
 行政 夷隅健康福祉センター(夷隅保健所)
    地域保健福祉課 池田咲希 氏

 学校 川口市教育委員会 家庭科教諭 伊藤和 氏

 研究教育 早稲田大学スポーツ科学学術院 
   (日本学術振興会特別研究員)寶川美月 氏

 医療 永井マザーズホスピタル 岩崎佳苗 氏

 スポーツ栄養 日本大学大学院博士課程 吉沢幸花 氏

 食品会社    マーケティング部 宮間沙織 氏

参加資格

栄養士・管理栄養士課程の学生、千葉県栄養士会会員及び一般

参加費

会員:無料
学生:無料
非会員:7000

問合せ・申込み

チラシまたは下記ポスターをご参照ください
教育研究2024年度1回チラシ(A4縦) (1)のサムネイル

事 業 報 告

事業名

研究教育事業部(養成校学生向け研修会)

参加者数

オンライン参加:講師をふくめ31名、会場参加:92名
合計123名

内 容

①    行政
 夷隅健康福祉センター(夷隅保健所) 池田 咲希氏
 保健所管理栄養士は、給食施設指導事業、食品表示に関する事業、国民(県民)健康・栄養調査などさまざまな業務を通して県民の健康づくり、食環境整備に広域的に関わっている。
 業務を行う上では、関係法令等新しく学ぶべきことも多くあるが、さまざまな分野についての知識や理解を深められ、専門性を発揮できる仕事である。

②    学校
 川口市教育委員会 伊藤 和氏
 家庭科教諭は、中学校や高等学校で家庭科の授業を担当し、衣食住に関する基本的な知識やスキルを生徒に教える。未来を担う次世代へのアプローチができる学校現場の今を管理栄養士としての視点で紹介されていた。

③    研究教育
 早稲田大学スポーツ科学学術院 寶川 美月氏
 研究員として、実験結果に基づいた科学的エビデンスの創出に努めている。講演では、「研究員が働く職場」や「日頃の業務内容」、そして、これから研究員を目指そうとする人に必要となる学位(修士・博士課程)などについて紹介されていた。

④    スポーツ栄養
 日本大学大学院博士課程 吉沢 幸花氏
 スポーツ栄養士として、大学競技部や外部団体の高校生、社会人アスリートなど幅広くサポートしている。講演では、今までの経験や現在の環境からスポーツ栄養士に求められるスキルについて紹介されていた。

⑤    食品会社
 食品会社 マーケティング部 宮間 沙織氏
 食品会社における商品開発・企画・マーケティング分野にて、それぞれの業務内容の違いとそれに伴い求められる具体的なスキルについて伝えながら、キャリア構築にどのような影響があるのかを紹介されていた。

⑥    医療
 永井マザーズホスピタル 岩崎 佳苗氏
 産婦人科栄養士は妊産婦に栄養指導を行い母子の健康と安全な出産をサポートしている。また、給食運営では出産後の患者様に“お祝い御膳”として毎日スペシャルな食事を提供しているなど、妊産婦を支える仕事内容を紹介されていた。

感 想

 どの分野の講演も写真などを用いて仕事内容を具体的にわかりやすく、そして魅力的に語っていただきました。また学生向けということもあり、その分野に就職するために必要な知識やスキルなど、学生時代に習得しておきたいことから、就職後のキャリアアップまで多岐にわたりアドバイスをいただけたことは就職を考えている学生にとって目標への一歩が示されたのではないかと感じます。また、入学してから半年ばかりの1年生も参加しており、自身のキャリアデザインをしていく上で様々な視野を広げることができ有意義な研修会になったと思います。

研究教育事業部(12月期/教員向け)終了

日 時 2022年(令和4年)12月17日(土) 13:00~16:35(12:45~入室可能)
場 所 オンライン開催(Zoom/千葉県栄養士会アカウント)
プログラム

13:00~ 開会挨拶
13:05~第1部 パネルディスカッション〔A〕:AIと管理栄養士業務の共存

座長:多賀昌樹 (和洋女子大学)
講演:プレシジョン栄養学時代におけるAI活用
 <株式会社リフラックス代表取締役社長 濱田憲一氏>

  • パネルディスカッション
     <濱田氏、並びに原顯寛氏(ユニバーサルスタンダード代表取締役社長CEO)、担当養成校教員>
  • 意見交換の場:総合討論 (30分)
    14:45~ 休憩

15:00~ 第2部パネルディスカッション〔B〕:with/after コロナ時代の教育-アクティブ・ラーニング-

座長:峰村貴央(千葉県立保健医療大学)
講演:ICTと地域活用による教室の中だけに閉じない学びの促進
 <城西大学薬学部医療栄養学科助教 君羅好史氏>

  • パネルディスカッション
     <君羅氏、並びに担当養成校教員>
  • 意見交換の場:総合討論 (30分)

16:30~ 閉会挨拶
研修会の詳細は下記をご覧ください。
2022年度千葉県栄養士会研究教育事業部研修会12月期のご案内_HP原稿_final(講演概要・QR付)のサムネイル

参加・申し込み

参加費:無料
申し込み方法:以下のURLからお申込みください。(当日も受け付けます)https://forms.office.com/r/cduSDv13H0

問い合わせ先

(公社)千葉県栄養士会 研究教育事業部 Line公式アカウント(登録は、栄養千葉,142号,p.14を参照ください)
もしくはmail: shinji.3.ikemoto@gmail.com まで。

平成23年度研究教育協議会総会及び講演会のご案内

 平成23年度千葉県栄養士会研究教育協議会総会及び講演会のご案内
日時 6月12日 (日)
総会 10 時 30 分~
講演会(公開) 11 時~12 時 15 分
場所 和洋女子大学 西館 1-4講義室
市川市国府台2-3-2
アクセス:市川駅より松戸行き 7 分 真間山下 下車 1 分
または 京成国府台駅 下車 徒歩 8 分
講演会内容
  • 講師:村田光範先生
    (和洋女子大学校医・東京女子医大名誉教授・こどもの城小児保健クリニック院長)
  • 講演テーマ:「食から始める子どもの健全育成 -生活習慣と健康障害の立場から-」
    小児科医である村田光範先生より、これまでのご研究や臨床経験に基づいた健全な子どもの育成に対して食がどうあるべきかについて、幅広くお話いただきます。
連絡先 和洋女子大学・健康栄養学類 柳沢幸江
Tel 047-371-2146 メール yukiey@wayo.ac.jp

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