| 開催趣旨・目的 | 各地で相次ぐ自然災害における施設防災についての不安や課題を共有し、対応策や解決策を考えることを目的とする。平常時の対策・体制の在り方について具体的に検討し、県民の健康維持増進に貢献する栄養士・管理栄養士を育成する。 |
| 日 時 |
2026年10月5日(月) |
| 内 容 |
①講演「施設における防災について」 特別養護老人ホーム印旛清山苑 浪川利枝 ②グループワーク |
| 場 所 | 千葉市生涯学習センター 3階 大研修室 |
| 定 員 |
80名(非会員の方は10名まで) |
| 参加費 |
千葉県栄養士会 会員 無料 |
| 申込方法 |
(公社)日本栄養士会の研修管理システム「マナブル」からお申込みください。 |
| 修了報告 | |
| 参加者数 | 15名 |
| 内容 |
1.「これから施設の備えについて」 災害発生時の指示系統や意思決定の方法、栄養士が不在の場合でも調理担当者が対応できる体制づくりについて説明がありました。また、出勤できる職員数に応じた対応フェーズの考え方や、停電・断水などのライフラインが停止した際の対応につて学び、実際のBCP(事業継続計画)を基に、災害時に施設の給食業務を継続するための具体的な備えについて理解を深めました。 2.「障害者支援施設における給食の重要性を踏まえて取り組む 能登半島地震に伴う応援派遣」 能登半島地震の被災地へ応援派遣された際の活動について、実際の支援経験を基にお話しいただきました。被災地で働く職員自身も支援を必要としていることや、支援する側だけでなく、支援を受ける側の状況にも配慮することの重要性を学びました。また、災害時に利用者一人ひとりに適切な食事を提供するためには、栄養ケア計画書や食事形態を確認できる食札など、必要な情報や書類を確実に持ち出せるよう準備しておくことが大切であると教えていただきました。実際に被災地で支援活動を行っていたからこそ分かる課題や、平常時から準備しておくべきことについて理解を深めました。 3.「施設で取り組む防災~備蓄を置くから使えるへ~」 7年前の停電の経験から得られた教訓を基に、非常食の備蓄を見直し、実際に活用できる体制づくりに取り組んでいる事例を紹介していただきました。すべての職員が非常食の保管場所を把握し、使用方法を理解できるようにするとともに、非常食BCPを実施して、訓練で明らかになった問題点を職員間で共有し、改善につなげているとのことでした。非常食は備蓄するだけでなく、災害時に誰もが使える状態にしておくことが重要であり、栄養士が不在でも食事提供を継続できる仕組みづくりの必要性について学びました。 |
| 感想 |
今回の研修を通して、災害時に利用者の食事を守る為には、非常食や必要物品を備蓄するだけでなく、栄養士が不在の場合でも、誰もが状況に応じて判断し、対応できる体制を整えておくことが重要であると感じました。特に、職員の出勤状況やライフラインの被害状況に応じた対応をあらかじめ想定し、実際に行動できるBCPを作成するとともに、日頃から訓練や見直しを行う必要性を学びました。また、能登半島地震の被災地での応援派遣のお話から、災害時には利用者だけでなく、被災した施設職員も支援を必要としていることを知り、支援を受けることも含めた体制作りが大切であると感じました。障害のある利用者の食事を継続して提供するためには、栄養ケア計画書や食事形態などの情報をすぐに持ち出せるよう準備し、職員間で共有しておくことが必要であると再認識しました。さらに、非常食BCPの実践事例から、備蓄品は保管するだけでは不十分であり、職員全員が保管場所や使用方法を理解し、実際に使用できることが重要であると学びました。栄養士が不在でも食事提供を継続できる体制を整え、災害時にも利用者の安全と健康を守れるよう、日頃から職員間で情報共有を行い、実効性のあるBCPの整備と改善に取り組んでいきたいと感じました。 |












