しっかり食べよう朝食

   2015年(平成27年)の国民健康・栄養調査結果によれば、「朝食抜き」の割合は、男性14.3%、女性10.1%で、男性は30歳代25.6%、女性は20歳代25.3%と最も高くなっています。「食べる時間がない」「食欲がない」などの不規則な生活リズムが原因のようです。

   朝食は、昼食や夕食より軽くみられているようですが、朝食は極めて大切です。脳の働きや健康と深い関係があることが知られています。

朝食は 1日の活動源

   ある大学で、朝食と成績の関係を調べたところ、朝食をきちんと食べている学生の方が朝食を食べていない学生より成績がよいという報告があります。これは、朝食を抜くと体温が上がらないまま、脳に十分な栄養が行きわたらず脳の働きが鈍く、午前中いっぱい体がだるく、頭がすっきりしないからです。また、朝食抜きは肥満や高血圧、心臓病などの生活習慣病を招きやすくします。

   1日の食事の回数が少ないと夕食で取った多くのエネルギ-が体脂肪として蓄積されやすくなり太ってしまうのです。肥満が高血圧や心臓病にとってよくないことは知られているとおりです。

   生活リズムを整えるために、余裕を持って少し早起きし朝食を食べる習慣を付けるようにしましょう。

どんな朝食にするか

  1. 脳のエネルギ-を補給するためのご飯やパンなどのでんぷん質を多く含む食品
  2. 体温を上げるための卵や魚、乳製品などたんぱく質を多く含む食品
  3. 体に活力を付けるためのビタミンとミネラルの豊富な野菜と果物などの食品を組み合わせてあることが基本になります。

   「ご飯とみそ汁」、「パンとコ-ヒ-」だけでは、1日のよいスタ-トは切れそうもありません。
 ご飯のときは、たくさんの具を入れたみそ汁と卵あるいは納豆、焼き魚にお浸しなどを組み合わせましょう。 
 パンのときは、卵やチーズ、ヨーグルトなどのたんぱく質も一緒に食べましょう。

短時間でできる朝食の工夫

  1. パンやご飯のほかに、ス-プの中に肉とたくさんの野菜を入れる。または、野菜をたっぷり入れたみそ汁に卵を落とす。
  2. たくさんの野菜と魚や肉、乳製品、卵などを使ったチャ-ハン、サンドイッチ、スパゲティ、うどんなどは短時間で出来ます。

        時間がないからといって朝食を抜くのではなく、短時間で出来る料理を工夫して朝食は必ず食べるようにしましょう。